八ッ峰は日本でも最も有名な雪稜ルートでしょう。
冬期はとんでもなく難しいですが、残雪期は比較的登りやすくなります。
しかし、そうは言っても八ヶ岳のバリエーションルートか北アルプスの雪稜ルートの経験が必要です。源治郎尾根よりもワンランク上の技術、体力が必要です。
ルートは雪稜や雪壁などの登攀に終始し、途中には数カ所の懸垂下降が現れます。出発は朝3時。
雪のしっかりと締まった時間帯に登攀を始めます。
八ッ峰から劔岳頂上までも長い行程ですが、振り返ると自分の通ってきたコースを見ながらの行程なので、意外にがんばれるでしょう。
オススメです。
予定では八ツ峰登攀後、剣岳本峰を経由して平蔵谷を下降、剣沢経由で小屋へ戻ります。
しかし参加者の体力、疲れ方、コンディション次第で八ツ峰登攀後に長次郎谷を下降すること、あるいは八ツ峰上半〜本峰になることもあることをご了承ください。
※天候、黒部立山アルペンルートの運行状況等の都合によっては、参加者のレベル、これまでの経験ルートと重ならない中から、以下のルートに変更させていただくことをご了承下さい
(代替ルート:二子山中央稜・小川山マルチピッチ・小同心クラック他) |